産後ゼロからの営業活動、フリーランスから経営者の道へ-株式会社フラップ 代表取締役 / ディレクター  小沼 光代、ディレクター 守屋 綾希

フラップ小沼さん写真

今回は「ママディレクター」という共通点の元で、ディレクターであることのキャリアの積み方について、

株式会社フラップ 代表取締役 / ディレクター  小沼 光代さんとスタッフの守屋 綾希さんとともに語り合ってみました。

私自身、「母親になってから幾度もこれからの自分のキャリアはどうしよう、他の女性ディレクターはどういうキャリアを積んでいるんだろう」考える機会が増えました。

今回は会社員→フリーランスディレクター→経営者という経歴の方とお話をさせていただきました。

小沼さんご自身は、現在ディレクターを束ねるウェブ制作会社の代表取締役をやっていらっしゃるママディレクター。

産後選ばざるをえなかった険しいフリーランスの道

小沼さんは7年半ほどサイバードでコンテンツプロバイダーとしてモバイルコンテンツの企画やディレクションを行っていたそうです。

順調にキャリアを重ねてきた小沼さんですが、産後状況が激変。

子供が保育園に慣れず、出社できないという日々が続きます。

「保育園で給食もとらない状況で、園から『食事と睡眠がまったくとれないので、園で食事と睡眠がとれるようになるまではお昼過ぎに迎えに来てあげてほしい』と言われ、しばらく午前中に子供を迎えにいっていました。」

さすがにこれ以上会社にいては迷惑がかかると退社を決意。

しかし、いきなり社会に放りだされた状態で、フリーランスで生きていくというのは大変な苦労をしたようです。

よく雑誌等に「ママになれば、フリーランスが働きやすくていい」といった啓蒙がありますが、私自身、本当にそんなにすぐ稼ぐことができるのかと常々疑問に思っていたので、当時の状況を聞いてみました。

「いや、正直半年はほとんど仕事がなくて、あっても月に数万円程度で(笑)。営業メールを何通も何通も送ってようやく少しづつ顧客を獲得して言った感じです。フリーランスって人が思うほど楽な道ではなかった気がします。」

さらにお金の面以外でも辛い面があったと語る小沼さん。

「孤独なんですよね(笑)。ひとりでもくもくと作業するみたいな。仕事の喜びとか語る相手がいないのって結構辛かったです。」

フリーランスから経営者へ「ママ同士だからサポートし合える環境作り」

フラップ守屋さんの働く姿
孤独な気持ちを抱えつつも2,3年立ち、フリーランスとして軌道に乗ってきたタイミングで、第2子を妊娠。

妊娠した状態でこれまでと同じ作業をこなすのは難しいと当時、他の会社で務めていた守屋さんを引き入れます。

守屋さんご自身もママです。

小沼さん、守屋さんでタッグを組んだ後、さらに仕事は順調に。

小沼さんは第2子出産後も働き続け、現在はフリーランスのディレクターを抱える経営者として活躍されていらっしゃいます。

女性も活躍できる場として、同じママ同士様々な情報を交換しながら日々楽しく仕事をしているそうです。

私もママディレクターであるがママとしてライフワークバランスをとるという働き方ができるのかという問題をふってみました。

「母親であるということを周知しながら働くようにしています。子供が病気の時はどうしても休まなければならないですし、クライアントの方も私が母親であることを理解してくださっているので優しくフォローしてくださる方も多いです。ただ、母親だから甘えてもいいということは一切ないと思っていて、一人の社会人として責任をもって仕事をしているという前提のもとに成り立つと思っています。」

小沼さんの会社は守屋さんもはじめママが多く働いている会社。

スタッフである守屋さんに小沼さんの会社での働きやすさを聞いてみました。

「小沼さんご自身が同じ母親であるという立場なのでいろいろ相談しやすく、サポートもしていただきやすい環境だと思います。働くことが好きな女性にとってはキャリアを捨てることなくやりがいのある仕事を続けることができるのではないでしょうか。新規の制作だけではなく、サービスの運用などにも携われ、やりたいことがあれば積極的に取り入れてもらえる体制だと思います」

守屋さんご自身も自身で新しくサービスを立ち上げたいという想いをもっており、いい意味で欲深くキャリアを追及しています。

まとめ 「母親だからディレクターをあきらめる必要なんて全くない」

母親になったからディレクターとしてのキャリアをあきらめる必要なんて全くなく、むしろ一度挫折してから這い上がることができる強さを小沼さんから学ぶことができました。

たしかに会社を辞めて、ゼロからフリーランスをすることは大変な印象も受けましたが、なせばなんとかなるという強い信念を持てばなんでもできるし経営者になることだって可能。

ママに理解の深い会社は沢山あるし、クライアントだって沢山ある。

そういう社会になりつつあるということをもっと知っていただきたいなと思っています。


フラップロゴ

株式会社フラップ様
吉祥寺にあるインターネットコンテンツに関するコンサルティング、企画・制作から実際の開発・運用までを手掛ける、プロデュース・ディレクションに特化した企業。

ディレクターの私が見てもわかるくらいコミュニケーションレベルが高いと思います。

運用経験も豊富なので制作したけれど運用方針が見えないといった方はぜひご相談ください。